韓国軍は、北朝鮮が1日早く弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。

日米韓が実施した共同訓練に反発した可能性もあります。

韓国軍によりますと、北朝鮮は1日午前5時5分ごろと15分ごろに南西部の黄海南道から北東方向に向け弾道ミサイルを発射しました。

1発目は短距離弾道ミサイルで飛距離は約600キロ、2発目は約120キロ飛行し、韓国軍が詳しい分析を進めています。

北朝鮮は6月26日にも弾道ミサイルを発射し、複数の弾頭を搭載する多弾頭化に向け実験に「成功した」と発表しましたが、韓国側は発射に「失敗した」との見方を示しています。

日米韓3カ国は6月末、アメリカ軍の空母も参加した新たな共同訓練を行っていて、今回の発射は訓練への反発の可能性もあります。

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