円安が一段と加速し、円相場が一時1ドル=161円台に突入しました。
市場では、為替介入への警戒感がさらに強まっています。

外国為替市場の円相場は1ドル=161円を突破し、約37年半ぶりとなる歴史的な円安水準を更新しました。

こうした中、アメリカ商務省は先ほど、5月の個人消費支出物価指数を発表し、前の年の同じ月と比べ、2.6%の上昇となりました。

伸び率は市場の予想通りで、発表直後はインフレ率の低下傾向から、円を買ってドルを売る動きが優勢となりました。

ただ、FRB(連邦準備制度理事会)が早期に利下げするとの観測は後退していて、市場では介入への警戒感が高まっています。

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