イスラエル最高裁は、超正統派ユダヤ教徒の徴兵を義務化すべきだとする判決を下しました。
イスラエルではユダヤ教超正統派神学校の学生は徴兵が免除されていますが、ロイター通信によりますと、最高裁判所は25日、この徴兵免除は違法として、超正統派の学生も徴兵しなければならないとしました。
判決は全員一致で「厳しい戦争のさなか、不平等の負担はかつてないほど深刻」と指摘したとのことです。
イスラム組織ハマスとの戦闘が去年10月に始まって以降、イスラエルでは超正統派の学生の徴兵免除が問題視されていました。
ネタニヤフ連立政権に加わる超正統派政党は、今回の判決に反発していて、ネタニヤフ首相の政権運営にとっても打撃となる可能性も指摘されています。
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