北朝鮮との緊張が高まるなか、韓国軍は北朝鮮を念頭に置いた砲撃訓練の様子を公開しました。

 朝鮮戦争開戦から74年となった25日、韓国陸軍は西部・忠清(チュンチョン)南道で多連装ロケット砲「天武」の発射訓練を実施したと発表しました。

 海軍や空軍も参加し、55キロ先の標的に向けた発射訓練を行い、発射された48発が「正確に命中した」としています。

 天武は最大射程が80キロの多連装ロケット砲で、韓国軍は「北朝鮮のロケット砲の脅威に対応する核心戦力」と紹介しています。

 「汚物風船」の飛来が相次ぐなど北朝鮮との緊張が高まるなか、実戦的な訓練を通じ牽制(けんせい)する狙いとみられます。

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