鹿児島県西之表市の馬毛島で計画されているアメリカ軍の訓練について、西之表市の八板俊輔市長が深夜未明の訓練を認めないよう防衛省に要望していたことが分かりました。

これは、6月24日開かれた西之表市議会馬毛島対策特別委員会で明らかにされたものです。

西之表市の馬毛島では、アメリカ軍の空母艦載機の離着陸訓練の移転が計画されています。

訓練は深夜3時まで実施されることが想定されていますが、八板市長は6月14日の防衛省との協議で、深夜未明の訓練を認めないよう要望したということです。

計画の賛否を未だに明らかにしていない八板市長が、訓練時間について要望を出すのはこれが初めてです。

要望に対し、防衛省は「アメリカ軍に夜間飛行に懸念する住民の意見があることを伝えた上で影響を最小限にとどめるよう申し入れていく」と述べるにとどめたということです。

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