この春に発足した核兵器禁止条約への参加を日本政府に求める団体が、長崎市で今後の活動方針などをPRするイベントを開きました。

一般社団法人「核兵器をなくす日本キャンペーン」は今年4月に発足しました。

設立の狙いや活動内容などを知ってもらおうと、22日に長崎市でイベントを開き、平和に関する活動に取り組む団体の代表や学生など、約30人が参加しました。

「日本キャンペーン」は遅くとも被爆85年にあたる2030年までに、日本が核兵器禁止条約に批准することを目指しています。

事務局 浅野英男さん
「声を上げ続けてきたが、具体的な前進につながっていかないもどかしさがあるなと感じている」「政治への働きかけをしていくということと、もう1つは市民への働きかけ。どうやって核兵器廃絶を求めるコミュニティを広げていくかということに取り組んでいきたい」

活動のすそ野を広げるため、核の問題をジェンダーや経済などと、絡めながら考える機会も増やしていく考えです。

今年8月には都内で環境や気候変動の問題に取り組む団体とイベントを開く予定です。

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