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<中国は東アジアで初めて、核弾頭の一部を平時からミサイルに搭載、20数発配備か。核弾頭の保有数はロシアとアメリカに次ぐ、3位。どの国よりも速いペースで核兵器を増強する>
中国の核兵器保有数が急増していることが明らかになった。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が6月17日に発表した年次報告書によると、中国が保有する核弾頭数は、2023年1月の約410発から今年1月時点で約500発に増加した。
また、中国は東アジアで初めて、核弾頭の一部を平時からミサイルに搭載している可能性があり、現在20数発が配備されていると推定されている。核弾頭の保有数はロシアとアメリカが世界全体の9割近くを占め、両国と大きな差はあるが、中国は3位だ。
主要な核保有国は核兵器の保有数を拡大しているが、「中国は他のどの国よりも速いペースで核兵器を増強している」とSIPRIは指摘している。
410
中国の2023年の核弾頭保有数
500
中国の2024年の核弾頭保有数
3位
核弾頭保有数の中国の順位
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