(写真はイメージです) Lisa Yount-Unsplash
<フロリダの湖で真夜中に泳いでいた男性がワニに襲われ、腕を失う大怪我を負った>
フロリダ中央部で6月23日の早朝、男性がレイク・モンローでワニに襲われ、腕を失う重傷を負った。
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地元の報道によると、州の魚類野生生物委員会(FWC)の発表で、この男性はホームレスであり、セミノール郡の湖で午前2時前に泳いでいたところ、ワニに襲われたという。地元テレビ局WFTVの報道によれば、この襲撃で男性は肘から下の腕を失った。
FWCは本誌に対して、事件の詳細を調査中であると述べた。広報担当者のローレン・カルバウトは、「フロリダ州で人間がワニに襲われるのは非常に稀であり、無差別にワニに襲われて重傷を負う確率は約310万分の1です」とコメントしている。
カルバウトは今週初めに地元局WESHに対して、ワニの襲撃は通常、人間を餌と間違えることが原因だと説明した。FWCのウェブサイトによると、ワニが人間から餌をもらった経験があると、人間を食べ物と認識するようになるためだという。
2012年から2022年の間、フロリダでは年平均8件の無差別のワニ襲撃が報告されており、そのうち専門的な医療処置が必要なケースが多いとFWCは述べた。フロリダ州民が無差別にワニに襲われる確率は約310万分の1である。
また、ワニの襲撃で命を落とすことは稀である。1948年から2022年の間に報告された「無差別のかみつき事件」は453件で、そのうち26件(5.7%)が死亡事故となっている。
ワニとの衝突を避けるために、FWCは住民に対し、昼間に指定された水泳エリアでのみ泳ぐことを勧めている。ワニは薄暮から夜明けにかけて最も活発に活動するためである。
もしワニに襲われた場合、FWCは大声を出して反撃することを勧めている。また、ワニを叩く、蹴る、目を突くなどして抵抗すると、多くの場合ワニは獲物を放すという。
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