ロシア国防省は一方的に併合したウクライナ南部クリミアで、ウクライナ側がアメリカから供与された長距離ミサイル「ATACMS」で攻撃を行ったと発表しました。これまでに5人が死亡しています。

ロシアが併合したクリミアのセバストポリの市長は23日、ウクライナ側のミサイル攻撃により、子どもを含む5人が死亡、119人が負傷したと明らかにしました。

ロシア国防省はこの攻撃について「クラスター弾を搭載した長距離ミサイル『ATACMS』で行われた」と発表。アメリカの偵察衛星のデータが使われているとして「アメリカに大きな責任がある」と主張しました。

そのうえで、「このような行動を放置することはない」として報復措置を示唆しました。

ペスコフ大統領報道官は、プーチン大統領が今回の攻撃を受けてロシア軍などと連絡を取り合っているとしています。

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