ウクライナ北東部ハルキウがロシア軍の攻撃を受け、3人が死亡しました。ゼレンスキー大統領は、使われたのは「誘導滑空爆弾」で、ロシアの戦闘機を破壊する武力が必要だと訴えています。
ハルキウ州警察によると22日、ロシア軍がハルキウ市の集合住宅や交通機関などを攻撃し、3人が死亡、56人がけがをしたということです。この攻撃についてゼレンスキー大統領は…
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「4つの誘導滑空爆弾が市を襲った。意図的なテロ行為だ」
使われたのは「誘導滑空爆弾」で、6月だけで2400発以上が撃ち込まれ、このうちおよそ700発はハルキウ州への攻撃に用いられたと指摘しました。
そして「こうした爆弾を運ぶ、ロシアの戦闘機を破壊するための武力と手段をウクライナは必要としている」と強調、西側諸国に対し約束した軍事支援を滞りなく実行するよう求めました。
一方、ロシア国防省は22日、ウクライナの軍需産業を支援するエネルギー施設などに大規模な攻撃を加えたと発表。
ウクライナの国営電力会社は南部ザポリージャ州と西部リビウ州の施設がダメージを受け、職員2人がけがをしたとしています。ウクライナのエネルギー省は「今年3月以来、電力システムに対する大規模攻撃は8回目」だとして、エネルギー部門で依然、深刻な影響が出ていると訴えています。
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