イギリスの保守党の国会議員候補者らが総選挙の日程を巡って賭けをした疑いがあるとし、ギャンブル委員会の調査を受けています。

 イギリスのメディアは20日、保守党のトニー・リー選挙運動部長と妻のローラ・サンダース候補が来月に行われる総選挙の日程を巡って賭けをした疑いがあるとし、ギャンブル委員会の調査を受けていると報じました。

 いつ、いくらで賭けをしたかなど詳しいことは分かっていないということです。

保守党 マイケル・ゴーブ司法相
「許されない行為だ。疑惑が正しければ特権的な内部情報をこのような形で使うべきではない」

 賭けの際に機密情報を利用した場合、刑事犯罪となる可能性があるということです。

 総選挙の日程を巡っては、17日にスナク首相を警護する警察官も賭けをした疑いがあるとして逮捕されています。

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