台湾有事の際、国が沖縄県からの住民避難を想定している事に関して、鹿児島県が「最大50万人の避難者を受け入れられる」と国に回答していたことが分かりました。

国は台湾有事の際、沖縄県の先島諸島から約12万人が九州各県に避難し、このうち県内には1日あたり航空機で6000人、船舶で4000人の避難を想定しています。

国は2023年12月、九州・山口の各県に収容可能な避難者数の回答を求めていました。

県は2024年2月、鹿児島市のかごしま県民交流センター(4月1日からの名称:カクイックス交流センター)など、県内全市町村の体育館や公民館などに最大50万人ほどが受け入れられると国に回答したということです。

県内では2024年1月、鹿児島県屋久島町で、県と国が他国からの武力攻撃を想定して、住民が島外に避難する国民保護訓練が行われています。

国は自治体の意向などを踏まえて、2024年度中に避難住民の受け入れに関する計画の作成を目指す考えです。

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