東京都選挙管理委員会は、20日に告示された東京都知事選挙について、選挙用ポスター掲示板に掲示可能な48人を超える人数が立候補した場合、49番目以降の立候補者陣営が、自らアクリル板で掲示板を拡張してポスターを貼ると明らかにした。
掲示板には1番から48番までの番号が振られていて、立候補者は自分の受付番号と同じ番号の枠にポスターを貼る事が出来る。立候補者が49人以上になるとポスター掲示場所が足りなくなるため、選管は49番目以降の立候補者にアクリル製の拡張用板を渡し、候補者陣営がアクリル板にポスターを貼った上で、アクリル板を掲示板に画鋲やテープで固定する方式を取ると発表した。
追加のアクリル板は、基本的に掲示板の下の端に、向かって右から49番、50番の順番で付けるとしているが、下に付けるのが難しい掲示板については、左右に、そこも難しければ上に付ける。
選管によると、東京都内には選挙用ポスターの掲示板が1万4230カ所設置されている。
立候補者は20日午後1時段階で49人となったが、49人目の候補者は「ポスターを貼る予定はない」ということで、アクリル板は受け取らなかった。
(6月20日午後3時15分追記)
東京都選挙管理委員会は49人目以降の立候補者について、当初アクリル板にポスターを貼るとしていたが、その後アクリル板ではなく、クリアファイルを数枚重ねてポスターの台紙にし、その上から雨よけの透明シートをかぶせる形にすると変更した。
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