パリのイダルゴ市長は、セーヌ川で開催されるオリンピックの開会式でテロの脅威が高まった場合の「代替案はない」と明言し、開会式が予定通りセーヌ川で行われるとの見解を強調した。

イダルゴ市長:
プランBなんてないですよ!プランBはありません!いいですか?

開会式を巡っては2023年12月、マクロン大統領が、テロの脅威が高まった場合に「プランBやプランCがある」と地元テレビ局に語り、組織委員会がこれを否定するなど混乱が生じていた。

19日に会見したパリのイダルゴ市長は代替案を否定し、パリ市として開会式が予定通り実施されるとの見通しを強調した。

また、懸念されているセーヌ川の水質問題では、市長は、安全性を保証するため、7月15日以降に川で泳ぐ考えを明らかにした。

イダルゴ市長:
(6月)30日は議会選挙の投票日なので、セーヌ川で泳ぐのは7月14日の週に延期されました。

イダルゴ市長は6月23日に泳ぐ予定だったが、川の水量が増えたり、総選挙が急きょ、実施されることになったため、いつ泳ぐのか注目されていた。

一方、6月に行われたヨーロッパ議会選挙で極右が台頭したことに言及し、「オリンピックに直接の影響はない」と主張した。

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