ロシアのプーチン大統領の北朝鮮訪問について、アメリカのブリンケン国務長官は北朝鮮の支援がウクライナ侵攻の継続を可能にしていると懸念を示しました。

ブリンケン国務長官
「ロシアはウクライナの侵略を続けるため、必要となる物資を提供してくれる国との関係を強化しようと必死になっている」

 ブリンケン国務長官は18日の記者会見で、ロシアがウクライナで使用する武器弾薬を北朝鮮が提供することで、戦争の継続を可能にしているとの認識を示し、「ロシアは北朝鮮との関係を強化しようと必死になっている」と指摘しました。

 北朝鮮と同様にイランもロシアに武器を提供しているとして、「こうした支援を断ち切るためにできる限りのことを行う」と述べました。

 さらに、中国も軍事転用可能な部品などを輸出することでロシアの防衛産業の再建を支えているとして、戦争を早く終わらせたいと思うならロシアへの支援を止めるべきだと述べ、中国を牽制(けんせい)しました。

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