パレスチナ自治区ガザ南部・ラファで地上作戦を進めるイスラエル軍は、数週間以内にラファを完全に掌握するとの見通しを示しました。

ラファでの作戦を進めるイスラエル軍は17日、4つあったイスラム組織「ハマス」の大隊の2つを壊滅させたと発表しました。

残る2つの大隊とは戦闘を続けるということですが、イスラエル軍はこれまでにハマスの戦闘員少なくとも550人を殺害したほか、地下トンネルに続く出入り口およそ200か所やロケットの発射台を破壊したとしています。

そのうえで、現在、ラファの60%から70%を戦略的に掌握していると明かし、数週間以内に全域を掌握することができるとの見通しを示しました。

国連機関によりますと、ラファには今も6万5000人以上の避難民が残っていて、民間人への被害拡大が懸念されています。

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