中国海警局は南シナ海のアユンギン礁周辺で、海警局の船がフィリピンの補給船を取り締まった際に衝突したと発表しました。中国側は「フィリピン側の責任だ」と主張しています。
中国海警局によりますと、午前5時59分にフィリピンが実効支配するアユンギン礁周辺で、フィリピンの補給船が再三にわたる警告を無視し、故意に危険な接近をしてきたため海警局の船と衝突したということです。
「責任はすべてフィリピン側にある」と主張しています。
一方、フィリピン軍は「中国側の誤解を招く主張を裏付けることはしない」として事実の詳細は発表せず、「問題はフィリピンの排他的経済水域内における中国船舶の違法な行動だ」と批判しています。
中国海警局は15日から、出入国管理に違反した外国人を裁判なしで最長60日間拘留できるよう規則を改正するなど圧力を強めています。
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