子どもを抱える車いすのパレスチナ人=15日、ガザ中部デールバラハ(ロイター=共同)

 イスラエル軍は15日、地上作戦を続けるパレスチナ自治区ガザ最南部ラファの西部で装甲兵員輸送車が爆発し、兵士8人が死亡したと発表した。イスラム組織ハマスの軍事部門は輸送車を攻撃したと表明した。イスラエルメディアによると、ガザ中部で1月、作戦中の建物が爆発し兵士21人が死亡して以降、1回の攻撃で最多の死者となった。

 中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、ラファでは軍とハマスの激しい衝突が続いた。イスラエルのネタニヤフ首相は声明で、ハマスの軍事力と統治能力の壊滅や全人質の奪還を達成するまで戦闘を続ける考えを改めて強調した。(共同)

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