夏の観光シーズンを前に、中国で旅行に関する博覧会が開かれました。中国からの訪日客数は回復傾向にありますが、関係者はさらなる伸びを期待しています。

中国人来場者
「深く体験したい。時間は長めに。日本の民泊に泊まって、民泊の家主と友達になった友人もいた。とても良い」

 北京市内で14日から開かれている旅行博の日本ブースでは、沖縄の三線の演奏などが披露されました。

 中国から日本への旅行客は円安の影響もあり、4月はコロナ前の2019年の7割まで戻っています。

日本政府観光局北京事務所長 茶谷晋太郎氏
「地方部への直行便が増えれば、さらに訪日客は伸びる」

金杉憲治中国大使
「国と国との関係が安定することにも通じると思うので、ぜひ一人でも多くの人に行ってほしい」

 会場には金杉憲治中国大使も訪れ、来場者に日本旅行の魅力をアピールしていました。

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