航空機大手のボーイングとエアバスの機体に問題のあるチタン製の部品が使われている疑いがあるとしてアメリカ連邦航空局が調査を始めました。

 ニューヨーク・タイムズによりますと、航空機の部品供給業者がチタンを使用した素材に腐食したとみられる小さな穴を発見して調査したところ、素材は品質を偽装した文書とともに販売されていたということです。

 また、疑わしいチタン製の部品はボーイングやエアバスの機体で使われているとしています。

 FAA(アメリカ連邦航空局)はこうした疑わしいチタン製の部品の特定を進めるとともに部品が使用された航空機の安全性への影響について調査を進めるとしています。

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