世界各国の男女の平等に関する調査で、日本は146カ国中118位となり、2023年から順位をあげたものの、依然として低い水準で、G7(主要7カ国)の中で最下位となっている。

世界経済フォーラムは12日、男女平等の実現度合いを数値にした「ジェンダー・ギャップ指数」を発表し、日本は調査対象の146カ国中118位で2023年の125位から順位を7つ上げた。

調査によると、「健康」の分野では58位、「教育」では72位だったが、政治で113位、経済で120位と低い水準だった。

議員や企業の管理職など、指導的な職務に就いている6人のうち5人を男性が占めている他、似たような職務における男性と女性の賃金格差も大きいと指摘している。

調査によると、男女間の平等が最も進んでいるのは15年連続でアイスランドで、北欧諸国が上位を占めている。

また、現在のペースで世界での男女平等を完全に達成するには、134年かかるとしている。

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