国連の独立調査委員会は、紛争中のイスラエルとハマスの双方が「戦争犯罪」を犯したとする報告書をまとめました。

 国連人権理事会の独立調査委員会は12日、報告書を公表し、去年10月の襲撃を巡り、ハマスなどの武装集団が「意図的な民間人への攻撃」や「子どもを含む人質の拉致」など、戦争犯罪を犯したと結論付けました。

 イスラエルについても「飢餓を戦争手段として使うこと」などといった戦争犯罪のほか、「殲滅(せんめつ)」や「拷問」など人道に対する罪を犯したと糾弾しています。

 独立調査委員会は、今回の報告書の作成にあたり、被害者や目撃者への聞き取りのほか、衛星画像などを含む膨大な資料の分析を実施したと説明しています。

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