アメリカのバイデン大統領は、3月に貨物船が衝突して橋が崩落したアメリカ東部のボルティモア港の航路が全面的に再開したと発表しました。
東部メリーランド州のボルティモア港では今年3月、航行中の大型貨物船が橋の橋脚に衝突し、橋げたの部分が崩れ落ちました。
バイデン大統領は12日の声明で、「ボルティモア港の航路は全面的に開通し、すべての船舶の通行が可能になった」と発表しました。
ボルティモア港は全米有数の物流拠点でしたが、衝突した貨物船が航路をふさいでいたため小規模な運用しかできず、供給網が滞る可能性が指摘されていました。
バイデン大統領は、政権として「供給網や国民生活への影響を抑えるために手を携えて取り組んできた」と述べ、橋の再建まで「寄り添い続ける」と強調しました。
橋の再建は、2028年の秋までに完了する見通しです。
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