アメリカIT大手のアップルは10日、独自の生成AIとなる「アップル・インテリジェンス」を発表しました。

■「アップル・インテリジェンス」独自の生成AI 機能発表 iPhoneなどに搭載へ

「アップル・インテリジェンス」は、ユーザーが日常的に利用できる機能に焦点を当てていて、例えばメールの受信内容を要約したり、送信する文章を添削して書き直したりすることができるとしています。
    
iPhoneの最新モデルなどでこの秋に試験的に搭載され、当面は英語のみに対応します。

また、アップルはチャットGPTを手がける、オープンAIとの提携を発表。チャットGPTの機能を音声アシスタントの「Siri」などに導入するということです。

これまで生成AI開発の遅れが指摘されてきたアップルですが、今後、巻き返せるかが注目されます。

■アップル“生成AI”で新機能  Siriが進化

井上貴博キャスター:
アップルは日常生活で生成AIを普段使いすることができるといいます。

例えばSiriに「ホランさんがすすめた面白動画を再生して」と指示をすると、Siriがスマートフォン内からホランさんのメッセージやSNSを検索し、その動画にSiriがアクセスし、アプリを開いて再生をします。

つまり、複数のアプリが連携して生成AIと一緒に手助けをしてくれるということなんです。

ホラン千秋キャスター:
面白動画を探す手間が省けるということですね。

井上キャスター:
大量のメールが来た場合、重要な内容メールだけを要約して通知してくれたり、返信内容を生成AIが考えてくれたりするということもできるそうです。

さらにオリジナルメッセージで、好きなものや場所、人などを入力すると、オリジナルのイラストを作成することができ、SNSにアップしたり、メッセージとして送ることもできるそうです。

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