米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米東部メーン州で今月1日、休暇中の家族がバドミントンで遊んでいた際、ラケットを振った弾みでアルミ製シャフトがグリップから分離し、近くで見ていた6歳の少女の頭部に刺さる事故があった。米メディアが報じた。少女は意識が戻らないまま、4日後に死去した。ショッキングな事故に同情する声が拡大。家族の友人らが医療費を支援するために呼びかけたオンライン募金は、少女の死後も増え続け、10日までに約12万8000ドル(約2000万円)に達した。

 報道によると、少女は東部ニュージャージー州から家族で湖のほとりにあるコテージに遊びに来ていた。事故は子供たちだけで遊んでいる時に発生。両親が悲鳴を聞いて駆けつけた時には少女の意識はなく、ヘリコプターで救急搬送されたが、5日に病院で死亡した。

 少女の父親はブログに「親しい人たちからも、見知らぬ人たちからも、慰めや支援をたくさん受けた。あなた方の子供たちをもっと抱きしめてあげてください」とつづった。【ワシントン秋山信一】

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