イスラム組織「ハマス」によって拘束されているアメリカ国籍の人質について、バイデン政権が直接ハマスと交渉することを検討していることが報じられました。
アメリカのNBCニュースは10日、政府高官の話として、イスラエルとハマスの停戦交渉が失敗した場合、ガザ地区で人質となっているアメリカ国籍を持つ5人を解放するためにバイデン政権が直接ハマスと交渉することを検討していると報じました。
また、ハマスが持ち去ったとされるアメリカ人3人の遺体についても返還を希望しているということです。
この交渉にはイスラエルは関与せず、仲介国のカタールを通じて行われる見込みです。
その一方、人質解放の引き換えとして、ハマス側に何を提供するかについては知らされていないということです。
アメリカが直接交渉することで、イスラエルのネタニヤフ首相に停戦交渉で譲歩するように圧力を掛ける狙いもあるものとみられます。
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