韓国が拡声器を使った北朝鮮向けの宣伝放送を再開したことについて、金正恩総書記の妹・与正氏が宣伝放送やビラ散布を続けた場合は新たな対抗措置をとると警告しました。

北朝鮮の朝鮮中央通信はきのう夜、金与正氏の談話を発表しました。与正氏は、韓国が拡声器を使った北朝鮮向けの宣伝放送を再開したことについて、「ビラ散布と宣伝放送の挑発を並行するなら我々の新たな対応を目撃することになる」とし、「これ以上の対決危機を招く危険な行為を直ちに中止し、自粛すべきだ」と警告しました。

また与正氏は、8日夜と9日未明に韓国側へ飛ばしたごみをぶら下げた風船は1400個あまりと明らかにし、「我々は紙くずを散布しただけ」として、対応は正当だと主張しています。

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