イスラエルのガンツ前国防相が、ネタニヤフ首相を批判したうえで、戦時内閣から離脱すると表明しました。選挙の早期実施も訴えています。
ガンツ氏は9日、会見を開き、「ネタニヤフ首相は、政治的思惑のために重要な決定を阻害している」として、戦時内閣から離脱すると表明しました。
人質解放を最優先にすることや同盟国と協調する必要性があることを訴え、バイデン大統領が明らかにした停戦案を全面的に支持する考えを明らかにしました。
また、国民の意見を反映した政権を作るため、ネタニヤフ首相に早期の選挙実施を要求するとともに、他の政党にも自身の陣営に加わるよう呼び掛けました。
一方、ネタニヤフ首相はSNSに「今は力を合わせる時だ」と投稿し、残留を求めました。
国民からの支持の厚いキーパーソンの離脱は政権への打撃となりそうです。
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