鹿児島と歴史的な結びつきが深いイギリスの食や雑貨などを一堂にそろえた「英国展」が、鹿児島市で開催されています。

イギリスの国旗ユニオンジャックが飾られた会場。

鹿児島市で開催中の英国展です。

日本の近代化に貢献した薩摩藩英国留学生など、歴史的にも鹿児島との関わりが深いイギリス。

会場にはバッグやブローチといった、イギリスの雑貨やグルメがずらりと並んでいます。

イギリスのスイーツと言えば、伝統的な焼き菓子スコーン。

こちらはロンドンの五つ星ホテル「ザ・グローブ」のもの。

紅茶のアールグレイとオレンジを練り込んだ味は、ここだけの限定商品です。

またブースの半分近くを占めるのが紅茶です。

大城哲也記者
「紅茶を扱う数あるブースの中で、唯一地元鹿児島から出店しているのが、こちら南九州市のブランドです」

南九州市知覧町の「TEALAN薩摩英国館」が販売するのは、茶葉の生育から仕上げまでを自社で手がける、メイドイン鹿児島の紅茶です。

TEALAN薩摩英国館・田中真紀館長
「鹿児島は紅茶を作るのに適している気候。おいしい『べにふうき』品種もあるのでそれを世界、イギリスへ発信したい」

会場の一角では、ティーインストラクターが紅茶のおいしい入れ方をアドバイスするセミナーも開かれています。

ティーインストラクター・砂川純子さん
「引き上げた時にティーバッグが水分を吸って、絞りたくなるが、絞ってしまうと全てが台無しになります」

紅茶セミナーに参加
「ティーバッグの入れ方が自分が思っていたのと違っていて参考になった」

来場者は鹿児島にいながらにして、イギリスの雰囲気を楽しんでいました。

買い物客
「行けないので、イギリスにはなかなか。こういう形は、すごくうれしいです」
「紅茶はあまり飲まないが、(試飲で)飲ませてもらって、とてもおいしかった。紅茶はあまり飲まないが飲ませてもらい、とてもおいしかった」

英国展は鹿児島市の山形屋で6月11日まで開かれています。

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