アメリカのバイデン大統領が提示した停戦案について、ハマスの指導者は「恒久的な停戦が保証されなければ同意できない」との考えを示していることが明らかになりました。

 イスラム組織ハマスは4日、SNSを通じ、バイデン大統領が提示した停戦案について「恒久的な停戦の保証がない協定には同意できない」とハマス指導者の1人であるハマダン氏が仲介国に伝えたと明らかにしました。

 ハマスは、人質の解放後にイスラエル軍が戦闘を再開するのではないかとの懸念も示していて、停戦案への明確な姿勢を示すようイスラエルに要求しているということです。

 ハマスは当初、停戦案に前向きな姿勢を示していましたが、「恒久的な停戦」の解釈を巡る両者の隔たりは依然として大きく、交渉の見通しは不透明なままです。

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