ドジャース大谷選手の口座から不正送金した銀行詐欺の罪などに問われている元通訳の水原一平被告は4日、裁判で罪を認めると答弁しました。量刑は10月に言い渡される予定です。

裁判所に黒のジャケットに白シャツ姿で到着した水原被告。この日もマスコミからの問いかけに応じることはありませんでした。

水原被告は大谷選手の口座から日本円でおよそ26億円を不正送金した銀行詐欺など2つの罪に問われています。

裁判では判事から、検察側と合意していた司法取引の内容などが改めて確認されたうえで、起訴内容について問われると、水原被告は「ギャンブルの借金を抱え、大谷選手の口座から送金した」などと罪を認めました。

量刑は10月25日に言い渡される予定です。

今回の裁判を受け、大谷選手はコメントを発表し、「自分にとって困難な時期でしたが、サポートしてくれた方々に感謝します。今後は野球に集中して参ります」などとしています。

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