夏のオリンピック・パラリンピックの競技場となるパリ中心部の観光名所では、観客席などの設営作業が急ピッチで進められています。

 今年の夏に開催されるパリオリンピック・パラリンピックでは環境への配慮のため、95%が既存または仮設の会場となり、パリ中心部の観光名所も競技場となります。

 マリー・アントワネットやルイ16世が処刑され、フランス革命を象徴する場所とされているコンコルド広場では、自転車競技やスケートボードなどの会場の設営が急ピッチで進められています。

 また、セーヌ川では開会式のほか、トライアスロンなどの競技が行われる予定で、「パリで最も美しい橋」とも言われるアレクサンドル3世橋では車の通行が禁止され、観客席を設置中です。

 ナポレオンの墓があるアンバリッドではアーチェリーなど、エッフェル塔の真下の公園ではビーチバレーなど、そしてベルサイユ宮殿では馬術などが行われます。

 パリオリンピックは7月26日、パラリンピックは8月28日に開幕します。

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