アメリカのバイデン大統領の次男、ハンター・バイデン氏の公判が3日、東部デラウェア州の連邦地裁で始まりました。

起訴状によるとハンター氏は2018年に違法薬物の依存症を隠して拳銃を所持するなどとして3つの罪に問われています。

ハンター氏は無罪を主張していますが、現職の大統領の子どもが刑事事件で訴追されるのは初めてです。

この日は、73歳の誕生日を迎えたジル・バイデン大統領夫人も出席し、陪審員の選任手続きが行われました。

現地メディアは審理はおよそ2週間続く見通しとしています。

大統領選挙でバイデン氏と争うトランプ前大統領が先月30日に有罪評決を受けているだけに、共和党はハンター氏の裁判を利用し、バイデン氏への攻撃を強めるとみられます。

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