ウクライナのゼレンスキー大統領は、自らが提唱する和平案について話し合う「ウクライナ平和会議」をめぐって、「中国が各国に参加しないよう働きかけている」と批判しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議で演説をし、今月15日から始まるウクライナが提唱する和平案について話し合う「ウクライナ平和会議」に各国が参加するよう呼びかけました。

また、ゼレンスキー氏は演説後の会見で、「ロシアが各国の参加を妨害している」と述べたうえで、中国についても批判しました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「残念なことに中国は今、逆に、各国がウクライナ平和会議に参加しないよう働きかけている。中国のような大きな国、強力な国がプーチン(大統領)の道具になっているのは残念なことだ」

「ウクライナ平和会議」には現時点で106か国が参加する予定ですが、中国はすでに欠席を表明しています。

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