イランからの報復攻撃を受けたイスラエルの戦時内閣は会合を開き、イランに対し、反撃攻撃することを決めたと地元メディアが伝えました。

イスラエルの戦時内閣は15日、イランの報復攻撃への対応を協議する会合を開催。

地元メディアによりますと、イスラエルはイランに対して「明確かつ強力」に反撃することを決めたということです。

イスラエルとしては、「自国に対するこれほどの規模の攻撃を無反応で許すわけにはいかない」というメッセージをイランに送りたい狙いがあるとする一方、より広範な戦闘になる事態は避けたいと考えていると報じています。

具体的な攻撃内容などについては、アメリカと調整していきたいとの考えを示しているということで、戦時内閣は16日にも再び会合を開く方針です。

こうしたなか、地元メディアはイスラエル空軍がイランに対する攻撃の準備を完了したとも伝えています。

注目される今後のイスラエルの対応について、アメリカ・バイデン政権は…

アメリカ カービー大統領補佐官
「我々はイスラエルの対応について、意思決定には関与していない」

アメリカメディアは、バイデン大統領が13日にネタニヤフ首相と電話会談を行った際、「イスラエル軍がイランへの報復攻撃を行う場合はアメリカは攻撃に加わらない」と伝えたと報じています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。