ウクライナのゼレンスキー大統領は北欧のスウェーデンを訪問し、3カ国と相次いで安全保障の協定を締結しました。

 ゼレンスキー大統領は31日、スウェーデン、アイスランド、ノルウェーの首脳と会談し、各国とウクライナへの軍事支援を盛り込んだ安全保障の2国間協定を結びました。

 これで去年7月のG7首脳宣言に基づき、ウクライナと二国間協定を締結したのは15カ国となりました。

 G7では、日本とアメリカが締結をしていませんが、イギリスのフィナンシャル・タイムズはアメリカも近く、ウクライナと協定を結ぶ見通しと報じています。

 これまで2国間協定の締結は、ゼレンスキー大統領が各国の首脳と顔を合わせて行われています。

 アメリカがウクライナに供与した兵器で、ロシア領内への攻撃を一部容認したと伝えられ、ウクライナ情勢の大きな転換点を迎えるなか、近く、ゼレンスキー大統領とバイデン大統領の会談が実現する可能性もあります。

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