パレスチナ自治区ガザに侵攻を続けるイスラエルの高官は、戦闘が少なくとも今年いっぱい続くとの認識を示しました。

イスラエルのハネグビ国家安全保障顧問は29日、地元メディアのインタビューに応じ、ガザでの戦闘についてイスラム組織ハマスの軍事力を破壊するためには「あと7か月間は戦わなければならない」などと述べ、少なくとも今年いっぱい続くとの認識を示しました。

そのうえで、戦闘は「正当かつ、イスラエルの安全に必要なものだ」と強調しました。

また、ロイター通信によりますと、ハネグビ氏はイスラエル側がガザとエジプトの境界に設けられた「緩衝地帯」の75%を掌握したとし、エジプト側からハマスへの武器密輸に対処すると話しました。

こうしたなか、ガザ全土から多くの人が避難する南部ラファでは29日も攻撃が続いていて、中東アルジャジーラによりますと、イスラエル軍の砲撃で少なくとも15人が死亡したということです。

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