およそ200億円のわいろを受け取ったとして、中国の地方裁判所は国家たばこ専売局の元副局長に執行猶予付きの死刑判決を言い渡しました。

国営の新華社通信によりますと、遼寧省・大連市の国家たばこ専売局の元副局長・何沢華被告は、1998年から2023年までの25年にわたり、およそ9億4300万元、日本円にしておよそ200億円のわいろを受け取った疑いがもたれています。

きょう、大連市の地裁にあたる中級人民法院は何被告に対し、執行猶予付きの死刑判決を言い渡しました。すべての財産を没収し、政治的権利も生涯はく奪するとしています。

判決で「地位を利用して多額のわいろを受け取ったことは社会的に悪影響を及ぼし、人民に多大な損失をもたらすものだ」としています。

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