日本を訪問している中国共産党の幹部は、中国で邦人の拘束が相次いでいることについて「事実と法律に基づいている」と述べ、正当性を強調しました。

中国共産党の対外交流を担う中央対外連絡部の劉建超部長はきょう、都内で講演し、アステラス製薬の日本人男性社員が拘束されるなど中国で日本人が相次いで拘束されていることについて次のように述べました。

中国共産党 劉建超 中央対外連絡部長
「中国人でも外国人でも、もし中国で法律に違反して司法が対処しなければ、かえって法律を冒涜し、尊重しないことになるでしょう」

劉部長は拘束は法律を乱用した案件ではなく、事実と法律を根拠に対処していると正当性を強調しました。

また、福島第一原発の処理水放出を受けた日本産水産物の輸入停止については「科学的な根拠に基づく安全性が確認できていない」として、日本政府が求める即時撤廃に否定的な反応を示しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。