アルゼンチン政府は国内で生産された2品種の遺伝子組み換えのトウモロコシについて、中国政府が輸入を許可したと発表しました。

アルゼンチンの経済省は28日、中国政府がアルゼンチンで生産された飼料用の遺伝子組み換えのトウモロコシ2品種を輸入可能な農作物として承認したと発表しました。

地元メディアによると、承認された2つの品種は除草剤に耐性のある遺伝子組み換えのトウモロコシで、7月から中国向けに輸出する準備が進められているということです。

また、アルゼンチン政府は懸案だった検疫の問題を解決したとして、「信頼できるサプライヤーになる条件は揃った」としています。

中国政府は年間2000万トンを輸入に頼るなど国内での飼料用トウモロコシの需要が増えていて、新たな供給先を確保する狙いがあるとみられています。

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