アイルランドなどヨーロッパの3カ国がパレスチナを正式に国家として承認しました。

　アイルランド、スペイン、ノルウェーは28日、パレスチナを国家として承認しました。

　アイルランドのハリス首相は「二国家解決こそがイスラエルとパレスチナが平和と安全の中で共存する唯一の道である」と指摘し、イスラエルのネタニヤフ首相に対して「ガザ地区で見られる人道的な大惨事をやめるよう求める」と述べました。

　また、アイルランド政府はパレスチナ・ヨルダン川西岸地区の中心都市ラマラに大使館を設置するとしています。

　これに対してイスラエルは強く反発しています。

　パレスチナは国連に加盟する約140カ国に国家として承認されていて、マルタやスロベニアも近く国家承認を表明するとみられています。

　一方、日本やアメリカ、イギリスなどは正式な国家として認めていません。

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