台湾の頼清徳総統が28日午前に台湾軍の基地を訪れ、中国軍が5月展開した大規模な軍事演習への対応に感謝を伝えました。
頼清徳総統
「この間、中国の軍事演習に対応するため尽力してくれた皆さんに感謝します」
5月20日に就任式を終えたばかりの頼総統は28日午前、東部の花蓮県を訪れて陸、海、空軍の訓練を視察しました。
頼総統は掛け声に合わせて統率の取れた動きを見せる部隊の訓練を時折うなずきながら見守り、最後は拍手を送っていました。
その後のあいさつでは中国が5月、台湾周辺で展開した大規模な軍事演習を念頭に「パイロットたちは24時間態勢で待機し、強い決意と優れた戦闘技術で、航空戦力を整備している。台湾の安全を守るためともに頑張っていきましょう」と述べ、部隊を労いました。
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