北朝鮮は日中韓サミットの共同宣言で朝鮮半島の非核化に触れたことに反発し、「非核化はすでに死んでいる」とする談話を発表しました。

朝鮮中央通信は27日、この日まで行われた日中韓サミットを受けた北朝鮮外務省報道官の談話を発表しました。

談話では、3か国の共同宣言で朝鮮半島の非核化に言及したことについて、「厳重な政治的挑発であり主権侵害だ」と反発。「朝鮮半島の完全な非核化というものは、理論的にも実践的にも物理的にもすでに死んでいる」と強調しました。

自国を核保有国だと明記した憲法を「徹底的に守り地域の新しい力学構図を築くための努力を傾けていく」としていて、核開発を放棄しない姿勢を示す意図があったとみられます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。