アメリカ下院の外交委員長を含む超党派議員団が台湾を訪れ、頼清徳総統と会談し、軍事演習を行った中国について「平和的に交流する意思がないことを示した」と批判しました。

アメリカ下院の外交委員長を務めるマコール議員ら超党派議員団は27日、台湾総統府で頼清徳総統と会談しました。

頼総統は訪問団について「重量級メンバー」と評し、新政権への支援に感謝を示すとともに、今後、台湾とアメリカの交流をより強化してほしいと訴えました。

これに対しマコール議員は中国語で「台湾を愛している」と応じる一方、中国が頼総統の就任3日後に台湾を包囲する形で軍事演習を行ったことについて、「平和的に交流する意思がないことを示した」と批判。民主主義陣営が団結して、侵略、圧制と闘う必要があると強調しました。

また、「いかなる脅迫や脅しによってもアメリカ議会のメンバーの定期的な台湾訪問が滞ったり妨げられたりすることはない」として、交流を続ける考えを表明しています。

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