イランからの報復攻撃をうけたイスラエルの戦時内閣は前日に続いて会合を開き、イランに対して反撃することを決め、イスラエル空軍が攻撃の準備を完了したと地元メディアが伝えました。

ネタニヤフ首相やガラント国防相らをメンバーとするイスラエルの戦時内閣は15日、イランの報復攻撃への対応を協議する会合を開きました。

地元メディアによりますと、戦時内閣は、イランに対して「明確かつ強力」に反撃することを決めたということです。イスラエルとしては「自国に対するこれほどの規模の攻撃を無反応で許すわけにはいかない」というメッセージをイランに送りたい狙いがあるとする一方、より広範な戦闘になる事態は避けたいと考えているということです。

戦時内閣は、具体的な攻撃内容などについてアメリカと調整していきたいとの考えを示しているということで、16日にも再び会合を開く方針です。

また、地元メディアは、イスラエル空軍がイランに対する攻撃の準備を完了したとも伝えています。

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