フランスで行われていたカンヌ国際映画祭の「独立賞」のひとつ「国際批評家連盟賞」に、山中瑶子監督の『ナミビアの砂漠』が選ばれました。
カンヌ国際映画祭の独立部門「監督週間」に出品されていた山中瑶子監督の『ナミビアの砂漠』が25日、国際批評家連盟賞を受賞しました。
国際批評家連盟賞は映画祭の正式な賞とは別に、批評家の団体が独自に贈る賞で、日本作品では2021年に濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が受賞して以来となります。
また、27歳の山中監督は、女性監督としては最年少の受賞だということです。
受賞を受けて山中監督は、「スタッフ、キャストのみなさんに感謝を伝えたいです。映画を作るとき、まだ感覚に頼るところが大きいのですが、いっぱい勉強して、もっとうまく映画を作れるようになりたいです」とコメントしました。
『ナミビアの砂漠』は、何に対しても情熱を持てない21歳の女性の日常を描いた物語で、俳優の河合優実さんが主演を務めました。
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