台湾周辺では、23日から中国軍の軍事演習が始まっています。台湾国防部は「一日に49機の中国軍機が確認された」と発表しました。

 台湾国防部によりますと、台湾周辺の上空では24日午前6時までの24時間のうちに49機の中国軍機が確認されたということです。

 そのうち35機は台湾が定める中間線を超えて台湾本島に近付いたということです。

 中国軍による演習は台湾本島のほか、台湾が実効支配する金門島などの離島周辺でも行われていて、海上では19艘(そう)の艦艇と7艘の海警船が確認されたということです。

 台湾国防部は、台湾の沿岸に対艦ミサイルを配備し、レーダーや哨戒機を使って演習の動向を厳しく監視しているとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。