パレスチナ・ガザ地区を巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉で、仲介国のエジプトが停戦案の内容を密かに変更していたとして仲介役を降りる可能性があることが分かりました。

 停戦交渉を巡っては、ハマスは6日に停戦案を受け入れると表明していました。

 CNNによりますと、この案はイスラエルが事前に承認し、仲介国のカタールやアメリカが把握していたものではなく、エジプト情報当局が密かに内容を変更していたということです。

 詳しい変更内容は明らかになっていませんが、この変更がイスラエルやアメリカなどの怒りを招き、停戦交渉の行き詰まりにつながったとしています。

 ロイター通信は、エジプト情報当局の高官がSNSで「エジプトは完全に手を引くことになるかもしれない」と述べたと伝えています。

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