アメリカの大手半導体メーカー「エヌビディア」が先月までの3カ月間の決算を発表し、市場予想を上回る大幅な増収増益となりました。

 エヌビディアの先月までの3カ月間の決算で、売上高は前の年の同じ時期と比べて3.6倍の260億4400万ドル=日本円で約4兆800億円でした。

 純利益は7.3倍の148億8100万ドル=約2兆3300億円で、いずれも市場予想を上回り、大幅な増収増益となりました。

 また、5月から7月までの売上高は280億ドル=約4兆3900億円との見通しを示しました。

 生成AIが急速に普及するなか、開発に不可欠な画像処理半導体の需要が好調で収益が急拡大しています。

 エヌビディアの決算発表を受け、日本の半導体関連企業の業績にも期待感が高まり、東京株式市場では日経平均先物が一時150円以上、上昇しました。

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