イスラエルが計画しているガザ南部ラファへの侵攻をめぐり、アメリカ政府高官はイスラエルから民間人の犠牲を抑えることに配慮した新たな作戦の説明を受けたと明らかにしました。
サリバン大統領補佐官
「イスラエル政府の高官や専門家から、民間人の被害を考慮しつつ目標を達成する作戦の改良について説明を受けました」
アメリカのサリバン大統領補佐官は22日、イスラエルから民間人の犠牲を抑えることに配慮した新たなガザ南部ラファでの軍事作戦の説明を受けたことを明らかにしました。サリバン補佐官は「これからの進展を見ていく必要がある」として、「イスラエルの作戦が死と破壊をもたらすものになるのか、より正確なものになるのか、注視していく」と話しています。
サリバン補佐官は19日からイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相らと会談していました。
イスラエルが計画するガザ南部ラファへの侵攻をめぐり、バイデン政権は多くの民間人が犠牲になる恐れがあるとして反対する姿勢を示していましたが、アメリカのブルームバーグ通信は、イスラエルが民間人の犠牲に配慮した新たな作戦をまとめたことでバイデン政権が反対姿勢を弱めたと伝えていました。
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